2013年4月に書痙及びジストニアに関する物理的研究を諦めるということでしたが、
幾つか伝え忘れていた報告内容がございました。
本来、伝えるべきかどうか悩んでいたのですが、私も含め書痙が少しでも良くなればと、
今回書き加えることに致しました。
1.ハルシオンという薬の服用で一時的に完全回復したこと。
ハルシオンとは睡眠導入剤の一種です。書痙にかかって苦しんでいた5-6年前に、
睡眠導入剤として服用していたところ、一時的に腕や手に異常なく完治した状態に戻りました。
下記が、ハルシオンになります。この薬をヒントに新しい治療法が見つかることを願います。
(※字の写真と動画はWeb上にはアップロードしておりません)
2.書痙への正しい理解
書痙に関して調べてみると書痙を理解されている方が少なく、Web上の書痙に関する説明の
解釈が間違っていると思うものが多く、その点の正しい理解が必要だと思いました。
例)手が震えて書けない、人前では書けない。
こちらは、私の感じる書痙とは異なるもので、指が突っ張って書けないという表現が正しいように
思いました。
3.書痙の回復は物理的にはほぼ無理ですが、時間とともに回復していることは確か。
書痙に掛かってから10年ほど経ちますが、少なくとも8年前の症状と比べると明らかに良くなっています。例えば、上記のハルシオンの写真では特に問題なく書いて写真に納めることが出来ました。
4.正式な難病に指定されていないこと。
ジストニアは書痙よりも有名ですが、書痙に関しては国が難病としてまだ認められていない現実があります。もっとも、コンピュータに頼った生活をしているため、その点に関しては助かっています。
5.所感
薬物による治療が最も望ましいことと考えています。脳に関しての手術によって回復された方が
多くいらっしゃる観点からも医学の進歩が確実に進んでいることでとても前向きになれました。
なお、今回ブログを更新したきっかけは「ロゼレム」という新しいタイプの睡眠導入剤でない、
睡眠促進剤?を1週間程服用したところ書くことに抵抗がなくなった(特に朝)からです。
こちらも、ハルシオンと似た成分が入っているような気がしています。(メラトニン)
なお、念のため2013年の4月に一度ブログで中断を申し伝えましたが、
その際の筆記用具は捨てずにまだ残してあります。以上です。