私が書痙にかかったのはおよそ10年前の高校生の頃ですが、
その頃、同じタイミングで不眠症にかかり神経内科を訪れていました。
今思えば、不眠症にかかったのは書痙を発症した時期とほとんど同じ時期で、
高校2年生のときに、5月病(5月頃になると鬱になる症候群のこと)になり、
学校を1ヶ月ほど休んでいました。もう高校を退学することまで考えていました。
しかし、それではまずいと思ったのか、担任に相談して学校カウンセリングを
受けることにしました。当時は学校が非常にバカな対応を取っていたため、
そのカウンセラーの病院まで足を運ぶことになってしまいました。
担任の責任をカウンセラーを利用してうまく処理したのです。
そして、カウンセラーから直接主治医と面会して、この薬を飲みなさい。
と言われ、錠剤の薬を飲まされました。飲まないと激怒する先生でした。
しかし、その錠剤を飲んでから生活リズムが狂い出しました。
その時にはまだ書痙にはかかっていませんでしたが、病院を変えることにしました。
病院を変えてから、割りとまともな先生が対応してくれましたが、
薬をのむことに変わりはありませんでした。
というのも、その類の薬は一度飲んだら一生飲み続けなければならないものだからです。
そして、僕が薬を飲まずにいた時に注射までされました。
その時、肩に注射をされた記憶があり、丁度その頃から書痙を患うことになりました。
病院で注射を打った時のことを話すと、そんなことあったかしら、というように、
なかったことにされました。
現在では書痙を患ったのは自分が薬に手を出したせいと考えて、
2週間ごとに通院せざるをえなくなりました。また、同時に新聞の記事では、
「精神科医に都合の良い社会が出来上がってきている」と書かれており、
まさにそのとおりだと思いました。
そのため、5月病だからとか、うつだからといって簡単に病院を訪れるのは、
大変危険なことです。下手したら僕みたいに何も出来ない廃人になる可能性すらあります。