2012年5月27日日曜日

「書く」文化はなくなるだろうか。

書痙の方は特に、紙に書くと腕や肩が凝って書くことが苦痛に感じていると思います。
私の場合は紙に書くと書けるようになるまで何度も落書きをして肩が凝ってしまいます。
結局書けないという結論が毎日変わらないのであれば、いっそ字を書く道具を全て排除して
書く文化からコンピュータに入力するという文化に移行することを考えたほうがいいのかも
しれません。
そこで、最後の悪あがきとして「水性ペンで字を書く実験」「石板の上で字を書く実験」を
行いましたが、どれもうまくはいきませんでした。これを境にもう紙に「書く」文化からおさらば。
これからは全てコンピュータによる入力に特化していきたいと思います。
例えば、履歴書を作成するときも、今はワープロソフトからの印刷で問題ありません。
また、手紙やハガキもE-Mailで送ることが日常的になってきました。特に、モバイル機器に
関しては、スマートフォンのフリック入力が幅をきかせていてタッチパネルならではの機能に
入力のスピードが促進されています。このような文化は非常にありがたく思います。
しかし、好きだった数学という文化はコンピュータの入力によって人間が学習することが
可能なのかどうか最も疑問視しているところです。難しい数式はテキスト形式では打てません。
こういう場合はやはり書いたほうが早いですし、図を書くときにもメモ帳にぱっと描ければ、
問題ないのですが、このような部分に関してはどうしたらいいのだろうと行き詰まるところです。
ただ、字を書く文化はなくならないにしても、自分が仕事で携わることに関しては、出来ないと
話になりませんので、字を書かずに工夫することを考えてみたいと思います。