2011年12月3日土曜日

測量の仕事について

日本の伊能忠敬が歩測で日本中を歩き回って日本地図を作成した
功績があります。測量の仕事はそれによく似ています。
今行なっている測量の目的は正確な図面(地図)を作成することです。
そのため、伊能忠敬のように自分の1歩が何センチ(何メートル)か、
といった情報はきちんと頭の中に入っています。
道路をよく走っていると白く0,1,2,3・・・と数字が書かれている
ことがあります。これは20メートルおきに番号をつけて、測量関係の
仕事をする人たちがわかりやすいように道路に割り振っている番号です。
この数字をもとに道路の位置を確認しています。
また、それから光を利用した機械で厳密に道路や橋、河などの細かな
図面を作ります。光が飛ばないときは草木などに隠れているため、
それを全てどかすなどして厳密にデータを得ようとします。
また、光を飛ばす機械も正確に設置して、1ミリのズレも生じないように、
計測しなければならないため、少し機械を動かすと最初からやり直しに
なります。それくらい慎重にやっているため、かなり神経を使います。
しかし、計算が早い、体力に自信がある、車が運転できるような人に
とっては天職かもしれません。今は測量の仕事は年配の方が多いため、
今働いてる環境では自分が最低年齢くらいの業種です。
そのため、色々な経験や成長をすることができます。今の自分には、
かなりいい環境で働かせてもらっていると感じています。