2011年7月4日月曜日

ITを仕事にすることの難しさ

上記の写真はプログラム言語の歴史です。(発表された年)
本当はもっと色々な言語があります。私の知る限りでは下記のようなイメージです。
C:プログラム言語の基本、制御系、組込み系
C++:研究開発系
C#:ネットワーク系のC++
BASIC:プログラムの基礎
COBOL:古いが未だに官公庁で使われている言語
FORTRAN:数学での計算機用言語
VisualC++:MS社が開発したC++
VisualBasic:MS社が開発したBasic
Java:リファレンスが豊富で多才な言語
HTML:ウェブを記述するための基本的な言語
CSS:ウェブのデザインを行うための言語
JavaScript:ウェブの基本的なプログラム言語
Perl:ウェブの応用的なプログラム言語
PHP:Perlに代わる応用的なプログラム言語
ASP.NET:MS社が開発したウェブ構築のための言語
Objective-C:iOSに搭載するためのアプリ開発系言語
その他:maya,Ruby,TeX,PostScript,F#,Go,Pythonなど。

上の箇条書きは、特に調べもせずに、私の知る限りで書いたものです。
1980年(30年前)はCだけで食べていけたのでしょう。しかし現場で覚えるものが多く、
今も改良が続いています。1990年(20年前)からVisualC++やVisualBasicが発表され、
今でも主流の言語の一つですが、1995(15年前)にJavaが発表されてから、徐々に
注目を集め同時にLinuxOSも誕生したことからMicroSoft以外での開発も盛んになり、
2000年(10年前)には完全にCは現場から遠ざかってしまいほぼJava,PHPが時代を、
先取りするようになりました。2010年(1年前)には、Objective-CやAndroidのJavaが、
新たに参入して時代もクラウド化するようになりウェブ系言語に強みが出てきました。
特に、HTMLはHTML5の発表で新たにプログラマの需要が生まれそうです。

といろいろ書いていますが、これも私の知る限りで書いたものです。
たった30年あまりでこれだけ進化する文化は例を見たことがありません。
本当に10年前にはCだけで食べていける職種はあったのですが、今は殆どありません。
恐ろしいくらいの進化の速さに、自分が本当に身につけるべきものは何なのか。
真剣に考えたほうがいいと思い始めました。ITを仕事にするのは本当に難しいです。