2021年9月30日木曜日

ジストニアを障害として受け止める。

上記の写真は、私の最もお気に入りの3本のペンです。

私は、書痙という難病を克服するために、様々な工夫や体験などをして約20年が
経過しようとしています。具体的にはジストニア関連のニュースを集めて読んだり、
書きやすいペンを集めてみたり、書痙がキーボード操作に転移したりしました。

しかし、微々たる改善はあるものの、手術のように確実性のある克服方法は、
見当たりませんでした。私は数学が好きだったので、治ったら数学をやりたいと、
考えていました。また、ジストニアという難病の解決を切に願っていました。

しかし、これから先の人生のことを考えると、もうこの書痙やジストニアに対しては
障害として受け止めていくしかないのではないか、と考えるようになりました。
これからは、自分のできることをコツコツ積み上げていくしかない。
会社の上司からもそう言われました。本当に残念ですが、生きていくためには、
自分のやりたいことではなく、自分のできることを仕事にしていくことが大切だと、
思います。

さらに、最近わかったこととして、自分はどうやら単なる書痙ではなくて、
全身性ジストニアにかなり近いということまで分かりました。
でも、だからといってその現実から逃げないで、これは障害として受け止めて、
他にできることを探したいと思います。

ちなみに、タイピングが困難な件に関しては、左手だけで練習して打てるように、
なりました。速さは約半分程度になりましたが、自分にもできることがある。と、
「できること探し」をすることが楽しくなりました。