2011年7月28日木曜日

書痙完治の日~記念写真~

上記の写真は、約3週間の森田療法を経て、順調に回復した証拠を残すための記念写真です。
文字列の内容はいつもと同じです。使用した筆記具は、グリップ付きの軽いシャープペンシルと、
6mm36linesのコクヨB5ルーズリーフです。この文字列を書いた段階では書痙は完治しています。
正確には、完治している状態です。本当に指先の神経がグリップのゴムに当たり、気持ちがいい
ほど書いていると筆圧の刺激が脳に伝わってくるのがわかります。そして、思うように字が書ける
ようになりました。

これは単に自慢するつもりで書いているわけではありません。もう10年間も字が書けなくなって、
紙の材質やらペン、姿勢、机の高さや位置、金属器具などで実験を重ねても治らないと絶望して
諦めかけどこの病院でも治らないとまるで死の宣告を受けたかのような状態でもたった3週間で、
ほぼ完全に難病が回復した事実をお伝えしたく載せようと思いました。

今までの10年間、本当に苦しい思いで仕事にもありつけず、欝になったり、不眠症になったりと、
絶望的な毎日を過ごしていましたが、決して諦めずに治ると強い意志を持てば意外な角度から、
治るものなのかもしれません。何しろ、書痙にかかる人たちは、何かのスペシャリストでしょう。
その能力を酷使したために、地獄のような生活をしているとすれば、是非森田療法を試してみて
ほしいと思っています。そして、これからは書痙の時に記録した情報を元に、書痙が回復に向かう
までのバイオグラフィを作成して、もう一度一般人として社会に溶け込みたいと思っています。